新潟県見附市学校町の市民交流センター「ネーブルみつけ」内で一般社団法人見附市観光物産協会(原山義史会長)が見附の物産品を販売するコーナー「みらい市場」が4月3日、リニューアルオープンした。
初日4日は、式典に続いてテープカットを行ってオープンした。見附のイメージキャラクター「ミッケちゃん」も来場し、記念品プレゼントや試食販売会もあって多くの市民でにぎわった。
「みらい市場」は広さ約700平方メートル。2004年のネーブルみつけのオープンと同時に地元事業者のアンテナショップという位置付けでオープンした。当初から任意団体で運営してきたが、2018年2月に設立した一般社団法人見附市観光物産協会が同年4月から運営。みらい市場には法人と個人で75者が参加している。
オープンから15年になり、今回が初めてのリニューアル。ネーブルみつけの利用者はシニア層と親子連れが中心だが、30歳代から40歳代の女性を新たなターゲットに、見附市で多く使われている緑色を基調に床を木調に変えるなど1カ月近くかけて店舗空間を改装した。
リニューアルのポイントは、つくり手の思いを伝える、立ち寄りたくなる店づくり、新しい交流の場の3つ。新たに旅行代理店「ネーブル旅行」が出店するなど大きく魅力を増した。
ネーブルみつけには、年間47万人の来館者がある。協会の福井隼次事務局長は「幅広い客層に興味をもたれるようにした。市民の憩いの場として子育て支援センターの利用に来た人や近隣の市町村からも近くに来たついでに立ち寄ってほしい」と話している。
みらい市場は午前9時から午後6時まで営業、休みは7月末日と年末年始だけ。4月6、7日はリニューアルオープンイベントが行われる。
(佐藤)