三条市医師会准看護学院(水野春芳学院長)は3日、燕市・燕三条ワシントンホテルで第56期生入学式を行い、准看護師を目指す19人が看護の道の第一歩を踏み出した。
第56期生は、18歳から40歳代の男4、女15の計19人。新潟県三条保健所長をはじめとする来賓、新入生の家族、同学院の関係者と2年生19人など合わせて約60人が列席。56期生は、1人ずつ名前を呼ばれて起立し、水野学院長から新入生入学許可の言葉を受けた。
水野学院長は式辞で、「これから始まる学生生活や実習のなかで、さまざまな体験を通して命の重みを感じ、看護の技術、知識を学んで頂くとともに、看護を必要とする方に寄り添うことのできる優しさや生命の尊重と人間愛を基調とした豊な人間愛を育み自分の考えをもった行動力のある医療人を目指していただきたいと思います」と述べ、新入生すべてが目標を達成し社会に貢献してもらえるようにと願った。
新入生を代表して、川瀬心さん(18)が新入生宣誓を行い、「必要な知識や技術、態度を学び、患者さまひとり一人に信頼される准看護師になれるよう精一杯学んでいきたいと思います」、「同じ志を持つ仲間と助け合い、励まし合いながら、日々進歩し続ける医療業界に対応できる准看護師を目指します」と誓った。
同学院の修業は2年。新入生は、座学や学内実習などを行い、翌2020年1月から3月まで病院での基礎実習を行う。
(坂井)