4月7日投開票の新潟県議選の三条市選挙区で11,951票を獲得して当選した新人の杉井旬氏(57)は、得票に結びつけてくれた多くの人を裏切らないためにも「4年間、必死で、全力で頑張ります」と決意を示した。
杉井氏は、塚野目集会所で午後7時半ころから支援者とともに開票結果を待ち、当選の知らせを受けた午後10時20分ころ、集まった80人ほどの支援者とともに万歳。後援会役員や支援者、最後に杉井氏がだるまの目入れを行った。
杉井氏は、市議選とまったく違う選挙戦のなか、支援を受けて11,951票を得させてもらったとし、「今後4年間、私が怠けたり、公約を破ったり、実際に成果をあげられなかった場合、みなさんの信用を傷つけてしまうことになります。それだけは絶対にしてはならないという思いを強くしています」。「みなさまを裏切らないために、皆さまの信用を傷をつけないために、4年間、必死で、全力で頑張りますので、どうかよろしくお願いします」。
また、49.38%という投票率について、「有権者の半分が投票に行かなかった。こういう状態を招いたひとつには、選挙戦の仕方もあったのかもしれません、候補の問題があったのかもしれません。今後4年間、しっかりと反省し、やはり三条市のことを多くの三条市民の皆さんに考えて頂く、それもバッジを付けたものの役目だと思いますので、市民の皆さまから、市政、県政に関心をもってもらうよう努力をする決意を新たにしまして、また、皆さまに重ねて御礼を申し上げます。本当にありがとうございました」と、深く頭を下げた。
坂井欣一後援会長は、「本当に、本当に皆さんのおかげで杉井が当選させて頂きました。今日負けたら、どうやって帰ろうかと考えていた切羽詰まった選挙でした」と話し、礼を述べた。
また、駆け付けた国定勇人市長は、「杉井さん、これから新しいステージで必ず三条市のために、また、いちだんと高いステージから私たちを支えてくれると思っています」と期待した。
(坂井)