東京へ拠点を移して音楽活動を続ける生まれながら全盲のシンガーソングライター、佐藤ひらりさん(17)がふるさと新潟県三条市でのコンサート「佐藤ひらりと仲間たち〜home town」が、4月14日(日)午後1時から三条東公民館で開かれ、感謝の気持ちを込めてこれまで佐藤ひらりさんを支えてくれたふるさとの音楽仲間と共演する。
佐藤ひらりさんと同世代のふるさとのミュージシャンでオープニング。出演順でエレクトーン演奏の弥久保直樹さん、ギター弾き語りの五十嵐理央さん、ギターとキーボードの弾き語りの千央さんが出演する。
続いてギター弾き語りのデュオの「一本道スヂオ&佐藤雅人」、還暦を過ぎた名前の頭文字に「T」が付くギター弾き語りトリオ「トリプルT」、ギター弾き語りのマーシー野村さん。「トリプルT」の時間を使って新潟県副知事の溝口洋さんもゲスト出演する。
それぞれ25分前後の演奏で、トリを飾るのはもちろん佐藤ひらりさん。フィナーレでは会場と一体になって「翼をください」を大合唱し、タイトル通り佐藤ひらりさんにとって今も変わらないホームタウンの三条でのコンサートを締めくくる。午後4時ごろ終演。
ひらりさんは、視神経低形成で生まれつき全盲で、5歳の時にピアノにふれて音楽に目覚めた。年齢からは想像できないような圧倒的な歌唱力で県内外に活動の場を広げ、ミニアルバムも発表している。2017年に東京の高校に進学してさらに音楽の勉強を続け、全国で演奏活動を続けている。
入場料は500円。席に限りがあり予約優先で、当日券は立ち見になる場合がある。チケットの申し込みは三条市東裏館2、ライブスペース「楽道」の横山さん電話「090-3647-0552」か、メールで「hirari.rainbow@gmail.com」へ。