県内のハンドメイド作家や雑貨店が手作り品を販売する「カントリー&クラフトフェスタVol.23」が20、21日の2日間、三条商工会議所で開かれる。初めてのツーデー開催で、両日合わせて75の作り手たちが店開きする。
出店は、県央地域や新潟、長岡をはじめ上越から村上など県内各地の厳選されたハンドメイド作家と雑貨店などで、各日50件ずつ、1日目と2日目で半分が入れ替わり、2日間で計75件が参加。
布雑貨、アクセサリー、テディベア、ウッドクラフト、ハーバリウム、羊毛フェルト、バッグなどさまざまなジャンルの手作り品が勢ぞろいする。
両日とも、キッチンカーでの軽食販売、アンケート回答をした先着50人にプレゼントを実施する。また、午前10時から、似顔絵、テディベア、羊毛フェルトの作家によるワークショップ(有料)も行う。
主催は、トールペイント家具製造「カントリーブルー」(山崎俊子さん経営、三条市鹿峠)。これまで春と冬の年2回、1日ずつ開いてきたが、初めて2日連続で開催する。
同フェスタは、三条市内で手作り品の大きなイベントがなかったことから山崎さんらが2008年4月に第1回目を開き、12年目。前回もオープン前に200人ほどが行列を作るなど、息の長い県央地域の人気イベントだ。
これまで会場と1日限りの開催日は変えずにきたが、来場者増加や出店希望はあるものの会場のスペースが限られていることなど、安全性の面からも課題と感じ、定着している会場の変更も検討するなど解決策を考えていた。
そんな折、昨年12月、燕三条地場産業振興センターの依頼を受けて同センターで2日間、開かれた「全国地場産フェア」の一画で開催した。これまで、作品制作など出店者の負担も大きくなるのではと開催日増の発想はなかったが、今回の経験をいかして2日間の開催に挑戦することにした。
カントリー&クラフトフェスタは、入場無料。2日間とも午前10ぞから午後4時まで。
(坂井)