三条市庭月、道の駅「漢学の里しただ」は、20、21日の2日間、「山菜フェアー」を開く。地元で採れた旬の山菜の販売や先着で山菜汁のふるまいも行い、山菜シーズンの始まりをアピールする。
山菜シーズンにあわせて毎年、開いており、同店には地元下田地域の採りたての山菜が豊富に並ぶことから、市内外からのリピーターも多い。
ことしは4月に入ってからの積雪もあり、山菜シーズンは始まったばかりだが、フキノトウ、コゴミ、アザミ、カンゾウ、セリ、トリアシなどが並ぶ予定だ。
山菜汁のふるまいは、両日とも午前10時から100杯限定で山菜のたっぷり入った山菜汁を配布し、下田の春の恵みを来店客に味わってもらう。
また、施設内の農家レストラン「庭月庵 悟空」では、午前11時から「山菜バイキング」と題して、バイキングメニューに当日入荷した山菜を調理した山菜料理が登場する。毎年、人気のフキノトウごはんをはじめフキノトウパスタやワラビの炒め煮、コゴミやセリの天ぷらなどが並ぶ予定だ。バイキングの料金は、1回70分間で、1,500円。65歳以上は1,400円、小学生までの子どもは850円。
農産物直売所の営業時間は午前9時から午後4時まで。農家レストランは午前11時から午後3時までだが、山菜バイキングは、なくなったら終わる。
同道の駅のスタッフによると、同施設向かいに建つ諸橋轍次記念館のサクラが咲き始めており、「山菜フェアーとあわせて下田のサクラも楽しんでもらいたい」と来店を呼びかけている。
(坂井)