4月19日にリニューアルオープンした新潟県燕市大曲の燕市産業史料館で20、21日とリニューアルオープンイベントが行われており、初日20日は好天にも恵まれて大勢の来場者でにぎわった。
燕市産業史料館は燕ブランドを世界に発信しようと1973年(昭和48)に開館した。今回のリニューアルは、本館展示リニューアル、体験工房館新設、屋外交流広場の整備が行われた。
記念イベントは、燕市内で撮影された昭和30年代からの古い写真の展示、1日限定200食で昭和40年代の給食カレーを1食200円で販売、昔の遊び、昭和40年代と現代のコーヒーの飲み比べ、ミニクラフトフェア、アコーディオンで合唱などもりだくさんだ。
20日は午前中を中心ににぎわい、午後からも徳島県の金融機関や台湾の企業の団体客もあり、まるで観光地。午後2時半までに720人が入館する記録的な大入りだった。
燕の金属加工技術を体験できる体験工房館が人気。中庭から広々とした空間に生まれ変わった屋外交流広場に「おー、すごい!」と声を上げて驚く人もいた。
大型連休の10連休は休まず開館する。燕三条地域、新潟の新しい観光の目的地として注目を集めるのは間違いない。