4月29日(月・祝)に新潟県三条市の一ノ木戸商店街で地元の「芝桜まつり」とコラボレーションした三条マルシェが開かれるのを皮切りに今年度も7回の三条マルシェが開かれる。
午前10時から午後3時まで開かれ、歩行者天国にした一ノ木戸商店街に初出店の10店を含め57店が出店する。
今回は一ノ木戸商店街の土手上、五十嵐川右岸の堤防斜面でシバザクラを栽培、管理しているボランティア団体「朝草会(あさくさかい)」(山崎修会長)が毎年、シバザクラの花の見ごろの時期に開いている「芝桜まつり」と同じ日に三条マルシェを設定し、コラボする。
芝桜まつりは今回で5回目。シバザクラ500株の植栽体験を行い、参加者にシバザクラの苗をプレゼント。三条マルシェ会場で午前11時からと午後2時からの2回に分けて豚汁500人分を1杯100円で販売する。
高所作業車による空中からのシバザクラ観覧を行い、地元の神明宮の「天照会」によるみこし担ぎもある。22日は朝草会の山崎会長が少しでも気持ちのいい環境でシバザクラを見てもらおうと、草刈りに励んでいた。
三条マルシェは2010年9月に始まり、ことしで10年目。昨年は7回の開催を計画して1回中止、6回開催で計9万1,500人が来場し、これまでの延べ来場者は130万人を超えた。
三条マルシェを運営しているのは三条マルシェ実行委員会。現在は約30人のメンバーがあり、ことしは新たに実行委員長に今井寛さん(37)が就いた。23日に記者会見し、今井さんは「マンネリ化という話が聞かれるが、昔の形よりパワーアップした形で創業につなげられたら。市民がかかわりやすい形でやっていければと思う」と話し、今年度の7回の三条マルシェ開催日程を説明した。
ほかに4人の副実行委員長がいるが、古株のメンバーばかり。三条マルシェを進化、刷新していくためにも新しいメンバーの台頭がかぎになり、実行委員会ではメンバー募集にも力を入れている。メンバーになりたい人、関心のある人は実行委員会事務局(0256-32-3263)へ。
開催日 | 開催場所 | 備考 |
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4月29日(月・祝) | 一ノ木戸商店街 | 芝桜まつりと同日開催 |
6月1日(土)・2日(日) | 三条防災ステーション | 凧合戦と同日開催 |
8月3日(土)夜 | ステージえんがわ周辺 | 花火大会と同日、夜開催 |
9月8日(日) | 東三条商店街・東三条駅前駐車場 | 東三条駅前駐車場オープン1周年記念 |
10月14日(月・祝) | 一ノ木戸〜中央商店街 | 大規模開催 |
11月3日(日) | 三条別院・北三条駅周辺 | お取越活性化 |
2月16日(日) | 三条市体育文化会館 | オープン記念 |
(佐藤)