新潟県燕市の燕市教育委員会と燕茶道友の会(佐藤宗和会長・会員7人)は、5月12日(日)午前10時から午後4時まで県指定の天然記念物「八王寺の白藤」を守る燕市八王寺、真宗仏光寺派安了寺(松島孝夫住職)で恒例の第41回白藤茶会を開く。
席主は燕市内で茶道を教える先生で構成する燕茶道友の会の会員が持ち回りで務めている。ことしは新たに燕茶道友の会の会員になった宗へん流の竹野宗照さん=燕市浜首町=が初めて席主を務め、抹茶の点前(てまえ)を披露する。
八王寺の白藤は東西30メートル、南北20メートルの棚に枝を広げた真っ白な花を咲かせるフジ。毎年5月半ばに見ごろを迎え、県外からも見物客を集める。
その開花期にあわせて毎年、白藤茶会を開いており、昨年は174人が参加した。茶席券は700円で250枚を販売。5月10日まで燕市中央公民館、9日まで吉田公民館と分水公民館で販売する。問い合わせは燕市中央公民館(電話:0256-63-7001)へ。
(佐藤)