第7回東京ヤクルトスワローズカップ少年野球交流大会の出場チームを決める新潟県燕市の予選会が4月28、29の2日間、燕市の吉田第一・第二野球場で開かれている。
ヤクルトとコラボ事業を進める燕市と、ヤクルトのキャンプ地の愛媛県松山市、沖縄県浦添市、宮崎県西都市の4市から1チームずつが出場して毎年、会場を持ち回りで交流大会を開いている。
ほかの市は選抜チームが基本だが、燕市は毎年、予選会を開いて優勝チームを燕市代表として交流大会に送り込んでいる。それでいて2017年には燕市代表が初優勝を飾っている。
今回の予選会は複数のチームを出した団体もあり、昨年より2チーム多い11チームが出場した。
開会式では昨年優勝の燕西小野球スポーツ少年団が優勝杯を返還し、選手宣誓で南小スターズ主将の6年佐藤海来選手が、野球を練習できる環境に対する感謝の気持ちを忘れず「すべてのチームが正々堂々、笑顔で全力でプレーすることを誓う」と述べた。
鈴木力燕市長が投手、燕ライオンズクラブの伊藤慎市会長が打者、分水ライオンズクラブの渡辺健市会長が捕手を務めて始球式を行った。
初日28日は前夜の雨があがり、青空が広がった。グラウンドは水をたっぷり含んで柔らかかったが、水たまりはなく、まずまずの条件。ユニホームを着た選手たちは、全力プレーはもちろん、大きな声を出してゲームに集中していた。
試合はトーナメントで28日は2回戦まで、29日は準決勝と決勝を行う。優勝したチームは8月9、10、11の3日間にわたって宮崎県西都市で行われる交流大会に出場する。
(佐藤)