※木製の道の駅記念きっぷは5月2日で完売しました。
新潟県三条市下保内の道の駅「庭園の郷(さと) 保内」は、大型連休にあわせて4月26日から5月6日まで「保内ガーデンフェス2019春」を開き、オープン3周年を記念した木製の道の駅記念きっぷの販売をはじめとしたさまざまな取り組みで客を呼び込んでいる。
「庭園の郷 保内」は2016年4月にオープン。道の駅になった2017年3月から全国各地の道の駅で販売されているのと同じ「道の駅」記念きっぷを販売しているが、道の駅になった記念に桐(キリ)製オリジナルきっぷを製作、販売した。
それから2年たった今も、桐のきっぷを再発売しないのかと問い合わせや要望があることから、オープン3周年記念で材木を5種類に増やして各種類50枚限定で1枚税込み800円で販売している。購入は1人各種類3枚まで。道の駅きっぷと同じサイズだが、厚さは3ミリある。
29日午後4時半までの販売数は、多く売れた順で、桧44枚、桐43枚、松38枚、杉34枚、タモ33枚。多くの人が予想する通りの人気ランキングだ。
きっぷの裏面には、それぞれの木材の名称を大きく印刷した。香りや重さ、色、木目、質感などに違いを手にとって確かめることができておもしろい。
これにあわせた通常の道の駅記念きっぷも「紙」と印刷した同じデザインのものを用意。紙も元はと言えば木材や和紙ならコウゾなどが原料で、これもある種の木製というわけ。300枚限定で税込み180円で販売している。
このほかにもガーデンフェスでは、新潟&千葉特産品フェア、農業女子園芸グッズ販売会、苔(コケ)を使ったワークショップ、春の特製ランチボックス販売などを開催。30日は日本フラワーデザイナー協会講師の熊谷真澄さんを講師に布リース(参加費1,500円)とドライフラワーを使ったボールペン(1,300円)を作るワークショップ、5月3日は道の駅スタッフを講師に苔テラリウムづくり(1,500円)のワークショップを行う。
大型連休後半の5月3日から6日までの4日間は植木まつりも同時開催し、1年で最大規模の植木と花苗の大売り出し。また、地元造園業者が製作する人形「令和おじさん」(1,000円〜)も人気だ。