新潟県の県央地域の市街地は、花が散り終わったソメイヨシノに続いて今度はヤエザクラが見ごろを迎えており、三条市長嶺地内の通称「長嶺の桜並木」も見ごろを迎えている。
地元の人の話では、かつて斎場のあった土地で、民間企業が買い上げてサクラを植え、そこをゲートボール場に利用していたお年寄りもサクラを植えたと言う。
県道8号長岡見附三条線を三条市から見附市方向へ向かい、千翔を過ぎて間もなく左の山手のふもとに見える。ヤエザクラを中心に一部シダレザクラも含め、数十本のサクラが周囲より少し高くなった土地に並ぶ。
花の色は白かったり、赤みがかったりしていて、遠目には山の新緑を背景に春色のグラデーションの帯のように映る。近くを通るドライバーの目を楽しませ、花の下で花見する人の目を楽しませている。
(佐藤)