弥彦神社と弥彦温泉で観光客を集める新潟県弥彦村は、史上初の10連休となったこの大型連休もたくさんの観光客を集めてにぎわっている。
連休初日の4月27日は雨で寒かったが、2日目28日は晴れて暖かい陽気が戻った。弥彦村ではソメイヨシノが散り終わり、とくにイベントもなかったにもかかわらず、弥彦神社となりの大駐車場は満車に。
弥彦神社拝殿にも次々と参拝者が訪れ、鹿苑でシカにえさをやったり、飼育されているニワトリの鳴き声を聞いたり、弥彦おもてなし広場で弥彦の物産や農産物を買ったり、食事したりして過ごしていた。
このあとはイベントがある。29日から5月5日まで境内で日本盆栽協会弥彦支部第34回奉納盆栽展が開かれる。5月2日から5日までの3日間は多目的施設「ヤホール」で初めての「やひこ麦の陣」が開かれ、「春の弥彦 ワクワクゴールンデンウイークフェスティバル」と称して「弥彦みそ」の試食販売、弥彦産小麦「ゆきちから」販売、「伊弥彦米」を使った地発泡酒「伊弥彦エール」の販売、モンゴルの「ゲル」の展示などが行われる。
5月4、5日は弥彦神社で日本鶏品評会(長鳴き)も開かれ、これからが大型連休の弥彦観光は本番だ。
また、付近をちょっと散策すればミヤマツツジやスミレの花を見つけることができ、自生する春の山野草を探すのも楽しい。