三条商工会議所青年部(小柳明会長・会員115人)は24日、三条市・千翔で通常総会を開き、令和元年度の事業計画や収支予算を決め、小柳新会長のもと新たな時代に臨む新体制をスタートした。
会員33人が出席。「令和元年度」と書いた「三条商工会議所青年部通常総会」の横断幕を前に、4月1日に第16代会長に就いた小柳会長があいさつした。
「未来へ突っ走れ! 平成が終わり新しい時代がスタートする それは正解の無い未来の始まりでもある 三条YEGはその正解を探すため失敗を恐れずに突っ走る 地域に感謝しながら突っ走る みんなで笑いながら突っ走る」と基本方針を掲げる小柳会長は、「未来へ突っ走れ!」の「未来」とは、先に向けた言葉と思われるかもしれないが、「今」だと思っていると話した。
「わたしたちの今は、過去の偉人や先輩たちも想像できないような未来を迎えています」と、経済力が落ちて人口が落ちているという日本の状況は、昔とは正反対。「まさにこの時代を生き切って商売をする、これから答えが出る」と述べた。
さらに、「三条YEGは、40過ぎてもいられる団体。40を過ぎるということは企業の主役になる年代。いろいろな経済の主役になっている方々と接してもらって、この三条YEGでいろんなビジネスモデル学んでもらいたい」。会長自身も「ビジネスモデルを学んで、事業という形にして、チャレンジした事業を行っていきたいと思っている」。
三条YEGの魅力をあらためて示し、「ぜひ一年間、令和元年度、協力いたしまして、会員みんなで真剣に楽しんで、一生懸命遊んでいきましょう」と述べ、未来を築く今を走りだした。
議事では、平成30年度事業報告並びに収支決算、2019年度事業計画並びに収支予算(案)について審議し、すべて原案通り承認した。このほか、新入会員13人の紹介も行った。
(坂井)