長かった10連休も残りわずかになってしまったが、新天皇陛下のご即位にちなんで三条市の諸橋轍次記念館を訪ねてみたい。
あまり知られていないが、新たに天皇に即位された浩宮さまの御名号(ごみょうごう)、御称号(ごしょうごう)の上申を依頼されたのが、諸橋博士だった。いわば「名付け親」のような存在。礼宮さま、紀宮さまも同様に上申している。
また、諸橋博士は上皇陛下が学習院大学を卒業されるまで漢学の講義を委嘱されるなど、皇室とゆかりがある。
皇后陛下となられた雅子さまの実家、村上市の小和田家の祖先は村上藩士。三条市の旧三条町は村上藩領だったが時期があり、天皇皇后両陛下の即位は三条市にとっても縁が深く、慶祝の意を表すべきこと。この機会に諸橋轍次記念館で諸橋博士の功績にふれたい。
(佐藤)