三条信用金庫(西潟精一理事長)は8日、5月27日に新築移転オープンする栄支店の新店舗=三条市福島新田丁=で竣工式を行った。
午前11時からの施工業者による修祓式に続いて竣工式を行い、同信用金庫の西潟理事長をはじめ役員、総代、栄さんしん会、自治会関係者、施工業者など約40人が列席した。
西潟理事長から設計監理の(株)小林設計事務所、工事施行の清水建設(株)のそれぞれに感謝状を贈り、感謝した。
さらに、西潟理事長はあいさつで、「今日の竣工を契機により一層、地域の皆さまにお役に立つよう努力を重ねていきたい」と述べ、「変わらぬご愛顧とご利用をお願いいたします」とあいさつした。
現在の栄支店は、三条市栄体育館隣に1980(昭和55)年9月にオープンした。以来38年が経過して老朽化したことと、より利用しやすい場所が確保できたことから移転新築を決定した。
このほど完成した新店舗は、現店舗から徒歩5分ほどの場所で、三条市役所栄庁舎から国道8号線に向かう市道(通称、東西線)沿い。現店舗に比べると敷地面積、建物面積ともに広く、「入りやすさ」、「親しみやすさ」、「身近に感じる店舗づくり」を目指した。
敷地面積は813.99平方メートルで、551平方メートルの現店舗の1.5倍。鉄骨2階建ての建物の延べ床面積は391.59平方メートルで、現店舗より約90平方メートル広い。さらに、これまで来店客に少ないと言われることもあったという駐車場も広くなり、来店客用の駐車スペースは6台から12台へと倍増させた。ATM(現金自動預払機)1台を設置する。
点字ブロックの敷設や出入口のスロープ設置など新潟県福祉のまちづくり条例に基づいた設計となっている。
5月24日までは現店舗で営業し、25(土)、26(日)の2日間は新店舗への引越しのためATMは終日利用できない。
新店舗は、27日(月)午前9時にオープンする。27(月)、28(火)の2日間、開店記念イベントを行い、来店客にたまご(6個入り)か花の小鉢をプレゼント。さらに「初夏の味覚 人気の果物福引大会」も実施する。
(坂井)