5月12日、新潟県燕市とプロ野球・東京ヤクルトスワローズのコラボレーションした燕市の農業体験田「スワローズ・ライスファーム」で田植えが行われ、スワローズの球団マスコット「つばみ」も参加して約60人が昔ながらの手作業の田植えを体験した。
全国からスワローズファンの参加も募って2012年から毎年、田植えと稲刈りを行っている。例年、球団マスコットの「つば九郎」が応援に訪れているが、ことしは5度目の来燕となったその妹、つばみが訪れた。さらにヤクルトの公式キャラクター「ヤクルトマン」も加勢した。
ことしはスワローズ・ライスファームとして燕市役所となりの田んぼを借りた。この日は市役所でイベント「ツバメルシェ」も開かれ、にぎわう会場で開会式を行ってから田んぼへ移動。素足になったり長靴をはいたりして田んぼに入り、田んぼ1枚の半分、約5アールに苗を手で刺して植えた。
参加者は、遠くは東京、埼玉、千葉から参加した。抜けるようは青空が広がる絶好の田植え日和に恵まれた。それでも田んぼの水は声を上げてしまうほど冷たかったがすぐに慣れ、田んぼに足をとられて転ばないようにへっぴり腰で田植えしたり、手伝いの地元農家の人はスイッチが入ったのかイベントを忘れてせっせと手を動かしたりとそれぞれ田植えを楽しんでいた。
燕市はヤクルト球団、JA越後中央と協力して「つば九郎米」を商品化している。スワローズ・ライスファームには「つば九郎米」ののぼり旗を立てたが、つばみは「つばみ米」だとスケッチブックに書いてアピールしていた。
(佐藤)