農業用資材などをインターネットで販売する株式会社プラスワイズ(中川勇太社長・三条市柳川新田)は、地域農業を盛り上げるため、雪国の新潟で南国のパパイアを育てる「パパイアチャレンジ」を企画、5月末まで「青パパイア」の苗を希望者に無料配布している。
パパイアは黄色く甘い果物だが、新潟では熟さない。熟さないパパイアを野菜として利用するのが青パパイア。千切りにしてタイのサラダ「ソムタム」の材料に使われる。高さ30センチほどに育ったその苗を48株限定で5月8日から配布し、FacebookなどでPRし、16日までに残り14株となった。
昨年夏、三条では観測史上最高の気温39.5度を記録。この暑さを利用して南国のパパイアを育てることで、南国よりもっと熱く盛り上げたいという、わかったようなわからないような趣旨を掲げるが、国内営業部の五十嵐巽さんによると「ひと言で言うとノリ」とか。
内容は未定だが、秋には収穫したての青パパイアを使って料理する収穫祭も計画している。苗がほしい人はプラスワイズ(0256-39-0084・info@plusys.co.jp)へ。
(佐藤)