新潟県三条市は、中国重慶市巴南区(はなんく)との友好都市提携の調印式にあわせて、6月5日(水)午後4時から8時まで三条市横町2、餞心亭おゝ乃で重慶料理の味わい文化を体験できる記念イベントを行うので、市民の参加を呼びかけている。
用意する重慶料理は「よだれ鶏」、「ジャガイモの細切りのいため物」、「重慶冷麺」。唐辛子や中国のさんしょうの「花椒(ホアジャオ)」などの調味料を使ったしびれと辛さ、うまみや香ばしさが特徴と言う。
加えて、さんしょうと唐辛子の入ったスープに串に刺した肉や野菜を煮て食べる屋台のおでん風の「火鍋」、中国酒でアルコード度数40度の「白酒(バイチュウ)」、重慶周辺四川盆地産の中国茶4種類も用意する。
体験は午後5時45分から三条市内6つの神社が保存する県指定民俗文化財の「三条神楽」、6時から中国の伝統演劇のなかで行われる一瞬で面を変える技「変面」のショーを行うほか、民族衣装を着る体験や重慶市のようすを撮影した映像・写真コーナーの設置も行う。
三条市はこの日、午後5時から餞心亭おゝ乃で巴南区との友好都市提携の調印式を行い、巴南区から代表団6人が訪れる。これにあわせて食や文化の体験、まちの姿の紹介などで市民から楽しく巴南区を知ってもらおうとイベントを企画した。
参加は無料で市民の来場を呼びかけている。問い合わせは三条市市民部地域経営課(電話:0256-35-5624)へ。
(佐藤)