第34回全国選抜ゲートボール大会が6月1、2日と新潟県燕市の吉田ふれあい広場で開かれており、全国から96チームの合わせて約500人が参加して頂点を目指して競っている。
公益財団法人日本ゲートボール連合が主催する5大会のうちのひとつ。男子と女子の2クラスあり、チームは5人から8人で登録し、男女とも原則として65歳以上で編成するが、65歳未満が2人まで登録できる。
選抜された各都道府県1チームに開催地1チームを加えた49チームずつで競う。新潟からは男子は津南と一番星、女子はクリーン黒埼と片貝レディースの各チームが出場。予選大会には男子859チーム、女性633チームが参加している。
男女とも4チームずつ12のコートでリーグ戦のあと、各コート1位で決勝トーナメント。リーグ戦では1チームが3試合行うが、1日目に2試合、2日目に1試合と日をまたぐので、全チームが宿泊しての参加となる。
開催地は持ち回りでことしは北信越ブロックが担当、新潟県での開催に。コート12面は陸上競技場のフィールドの広さでも足りないが、吉田ふれあい広場の芝生の多目的広場なら確保できることから、初めてこの大会の会場になった。
1日目は晴れて三条の最高気温24.3度。夏の日差しの下では厳しい暑さだったが、会場を囲む田んぼ田植え後の水が張られた状態で田んぼの上を渡る風はいくらか涼しかった。そろいのユニホームを着て腕に得点計算機を着けた選手たちはゲームに集中した。
ファインプレーには拍手があり、手痛いミスには「あ〜」と大きなため息。「なんでや」、「止まるんで」、「間に合わんばい」と各地の方言が飛び交っていた。
(佐藤)