新潟県三条市の大島公民館(田中茂館長)で6月1日、小学生18人が参加するチャレンジクラブの今年度1回目が行われ、玉をともえ型に加工した弥生から古墳時代の装身具、勾玉(まがたま)を作った。
チャレンジクラブは、小学生から学校では得られない体験型の学習をと毎年、開設している。今年度は6月から12月まで7回のメニューを用意し、地元の大島小と須頃小の1年生から6年生まで、男子5人、女子13人の計18人が参加登録している。
1回目のこの日は17人が参加。三条市生涯学習課文化財係職員の指導で、つめでも削れるほど柔らかい滑石を耐水ペーパーで削って勾玉の形にし、サインペンで着色して完成。低学年は保護者と参加し、ひたすら黙々とこすり、完成したら首から下げた。
フェースペイント用のペンも用意し、子どもたちは好きなように自分の顔に色を塗ってきゃっきゃと喜んでいた。
(佐藤)