新潟県燕市国上の特定非営利活動法人ふれあいパーク久賀美(河上功理事長)は6月15日、指定管理者となっている日帰り温泉「てまりの湯」と裏手の国上山ふもとで親子ホタル観賞会を開いた。
ホタルの飛翔地でホタルを観賞してもらおうと毎年開いている。親子など約50人が参加し、ホタルを観賞した。残念ながら時期が早かったこともあるのかホタルが少なく、数匹のホタルを短い時間しか見ることができなかった。
「てまりの湯」では、県のホタル保護指導員で長岡市与板町の与板町ほたるを守る会の坂井健一会長が、ホタルの生態や習性について、ゲンジボタルとヘイケボタルの違い、実は水生ホタルより陸生ホタルの方がずっと種類が多いことなどを話し、またホタルが多く飛ぶようになったら日をあらためて観賞を勧めていた。
また、坂井会長は6月22日(日)夜、三条市矢田のしらさぎ森林公園で開かれている花菖蒲まつりに参加し、オリジナルホタルカクテルを販売する。与板町ほたるを守る会は毎年、オリジナルカクテルを創作しており、ことしは地元の田中清助商店とコラボレーションしたジンと煎茶(せんちゃ)を使いホタルに見立てた金粉を入れた「与板ホタルのジン」(450円)を販売する。
(佐藤)