県立新潟県央工業高校同窓会は(梨本正実会長)は14日、新潟県央工業高校同窓会を開き、1956(昭和31)年から4月に卒業した2019(平成31)年まで63年間の卒業生と旧職員など約215人が世代を超えて集い、親交を深めた。
「集い 語ろう」をテーマに、午後6時半から三条市のジオ・ワールドビップで開き、会務報告やPTAによる冷房機設置経過の報告などの総会に続いて懇親会に移った。ことしも部活動激励会を行い、ウェイトリフティング部、溶接甲子園出場の機械工作部、全国ロボット競技大会出場のロボット競技部、野球部の計4つの部活動に激励費を贈呈。会場では、北信越大会出場中のウェイトリフティング部を除いた3つの部活動の顧問や監督が出席し、梨本会長が激励費を手渡した。
梨本会長はあいさつで、近年、地域社会の母校に対する求人需要は高まるばかりとする一方、中学生の工業高校への応募状況が好ましくない現状が課題と話した。
これでは、将来的な人材の供給に至らないと危機感を示すなかで、本年10月に、数万人の参加者があるという「全国産業教育フェア」が本県で開催されることになり、そのなかの「全国高等学校ロボット競技大会」を母校が主管することを報告。小中学生にアピールする絶好の機会として活用することが求められるとし、会員や地域企業のみなさんに大会成功に向けた物心両面に渡るご協力をと願った。
木村栄一校長のあいさつ、来賓紹介などを行い、乾杯は、前身が同校と同じ三条商工、三条実業であり、兄弟校として相互の総会で乾杯している三条商業高校の伊藤寛一同窓会長の発声によって懇親会をスタートした。
(坂井)