三条市庭月、道の駅「漢学の里 しただ」では、30日午前9時半からことしも「ごんぼっ葉 笹団子祭り」を開き、下田地区4店の作り手がふかしたての笹団子を対面販売する。
下田地区では昔から6月の田植え休みに笹団子を作る習慣がある。「漢学の里 しただ」では、通年で笹団子を製造販売しているが、地域の暮らしとともに「ごんぼっぱ」と呼ばれるオヤマボクチの葉をつなぎに使う下田ならではの笹団子をこの時期にPRしようと開き、6回目。
出店は、道の駅「漢学の里 しただ」の農産物直売所彩遊記、粟の里(南五百川)、 飯田ふれあいマーケット(飯田)、 仁右エ門(新屋)の4店。
笹に包まれた外観からはわからないが、あんこや団子の生地などにそれぞれこだわりや特長があり、味もそれぞれ。リピーターの中には、お気に入りの店に並ぶ人、毎年、違う店を選ぶ人もいる。
笹団子は、1個、5個、10個単位で、通常1個135円を5円引きの特別価格130円で販売する。
笹団子祭りは、午前9時半からで、各店の笹団子がなくなったら終わる。全店合計で7,000個ほどを用意する予定だが、毎年、開店前から行列ができる人気で、1時間から2時間ほどで売り切れてしまうこと多い。知人などに配ると100個、200個とまとめ買いをする人もいるという。
当日は、新潟県を応援するゆるきゃら「ササダンゴン」も来場する。
4店とも、日ごろから笹団子の販売を行っており、価格は通常価格だが、同日以外は予約も受け付けている。問い合わせは、道の駅「漢学の里 しただ」(電話:0256-47-2230)へ。
(坂井)