新潟県警の三条署と県警本部サイバー犯罪対策課は7月1日、ゲームソフトを改ざん、販売したとして不正競争防止法違反の疑いで三条市東本成寺に住む会社員の男(39)を3月5日に逮捕したと発表した。
男は1月中旬に家庭用ゲーム機「ニンテンドー3DS」のソフト「ポケットモンスター ウルトラムーン」と「モンスターハンター4G」の制限を無効化して県内と埼玉県に住む2人の男にそれぞれ8,500円、4,000円で販売した。
男は中古でソフトを入手し、2人の求めに応じてキャラクターの能力を高くするといったセーブデータの改ざん行った。昨年11月に不正競争防止法違反改正でセーブデータの改ざんして提供する行為が違法になった。
男は容疑を認め、「法律違反になるかもしれないと知っていたが、収入になったのでやめられなかった」と話している。また、同様の改造販売で過去10年で約1,500万円の収入を得たとも話しているという。
(佐藤)