三条東ロータリークラブ(井上正栄会長)は、13日午後2時から三条市中央公民館で命の大切さ・第8弾〜自殺予防キャンペーン〜の一環で元全日本ソフトボール監督の宇津木妙子氏講演会を開く。スポーツを通していじめ撲滅や命の大切さを考えてもらえたらと、子どもから大人まで多くの来場を呼びかけている。
三条東ロータリークラブは、13年前の創立当初から「命を守る」をクラブテーマに掲げており、「命の大切さ」の講演会は8回目。
今回は、宇津木さんを講師に招き、「ソフトボール競技全日本監督としてプレッシャーと闘い続けた日々」のテーマで聴く。
宇津木さんは、昭和29年4月生まれ。株式会社ルネサスエレクトロニクス高崎シニアアドバイザー、東京国際大学女子ソフトボール部総監督。
埼玉県川島中学校でソフトボールを始め、星野女子高、実業団ユニチカ垂井で活躍内野手として日本代表チーム入りし、1974年の世界選手権大会で準優勝。現役引退後、日立高崎監督に就任し、チームを3部から1部リーグ優勝まで育て上げる。
96年のアトランタ五輪で、コーチとして4位に貢献。98年に全日本監督に就任し、2000年シドニー五輪で「限りなく金に近い銀メダル」獲得。04年のアテネ五輪で銅メダル獲得。
2004年にISF殿堂入り。日本ソフトボール協会では、常務理事及び国際委員長として活躍中。国際ソフトボール連盟(ISF)の副会長となり、国際舞台での普及活動が期待されている。
講演会は、午後2時から4時まで。1時開場で、1時半から宇津木さんの活動を紹介するDVDを上映する。2時から1時間ほどの宇津木氏の講演。そのあと、サインボール抽選会を行う。
入場無料で、定員は500人。入場整理券などはないので、聴講したい人は当日、会場に行けばよい。
同クラブでは、子どもたちにも聴いてほしいと、市内の小学校や中学校、高校にも案内を配布しており、友人同士や親子での来場も呼びかけている。
(坂井)