三条夏まつり協賛会(会長・兼古耕一三条商工会議所会頭)は10日、8月2日から3日間の第15回三条夏まつりの第2回全体会議・実行委員会を開き、初めて運行する大花火大会会場へのシャトルバス運行など行事計画や交通規制などの最終確認を行った。
正午から餞心亭お々乃で開き、協賛広告実績、行事計画並びに交通規制等、修正予算についてを協議した。行事計画については、8月2日(金)の凧と凧ばやし踊りパレード、市民民謡踊り流し、3日(土)の三条総踊り(会場:三条市総合福祉センター)、大花火大会、三条夏神輿(協賛行事)、4日(日)の商店街夜店市などについて、担当の行事部長と事務局がそれぞれ説明した。
大花火大会の花火協賛は、大幅な値上げがあったものの協賛金額は昨年より3,757,936円増の56,388,729円となった。内訳は、スターマイン1社増の33組、10号玉は3発減で189発、7号玉は4発増の40発、5号玉は3発増の50発、ナイアガラ1組、市民の花火1組。
また、臨時駐車場については、今回新たに三条市今井地内の共和工業大型工場(300台)と同所のホクリク総業(100台)の2カ所が加わり、昨年までの旧三条競馬場駐車場(150台)、同厩舎側(80台)、三条・燕総合グラウンド(250台)と合わせて開放。共和工業大型工場から三条防災ステーション間は、無料のシャトルバスを午後4時半から10時まで15分間隔で運行する。なお、新たな駐車場とシャトルバスは3日のみで、花火大会順延の場合は利用できない。
協賛会会長の兼古会頭はあいさつで、私の重要なミッションと話した花火大会の協賛について、スターマインの実績のある企業では、価格改定もあったが、基本的にはOK、もう少しプラスしてもいいという企業もあって心強い。昨年と同等または、昨年以上の花火が打ち上げられると期待した。
名誉会長の国定勇人三条市長は、これまでの準備に感謝し、天候さえ恵まれれば成功裏におわることは間違いないと述べた。ただ、熱中症対策についてはその日にならないとわからないとして、「(三条市のガイドラインにより)場合によっては各イベントの中止の勧告の申し出をさせて頂く場面も出てくるかもしれませんが、しっかりとコミュニケーションをはからさせて頂きながら、臨機応変の最善の行動を皆さま方とともに尽くしてまいりたい」と理解と協力を求めた。
(坂井)