郷土の魅力・発信・探求プロジェクトの一環でいずれも新潟県加茂市にある県立加茂農林高校と新潟経営大学は7月17日、高大連携授業を行った。
加茂農林高の開設から3年目になる生物工学科生産情報コースの3年生18人が参加。新潟経営大は阿部ゼミとプロジェクトメンバーの学生12人が参加して加茂農林高を会場に行った。
加茂農林高の生命情報コースは大学や研究機関と連携した活動を進めており、新潟経営大に限らず、ほかの大学とも連携した授業を行っている。
今回は加茂農林高は英語の授業、新潟経営大は田上町にある豪農の館「椿寿荘」のプレゼンテーションするプロジェクトとして一緒に授業を行った。
授業で使える言語は英語だけ。大学生は5人がベトナム出身、1人がロシア出身で、半分は留学生。高校生と大学生がまじった6つのグループに分かれ、グループごとに高校生はインターネットなどを使って調べた県内のカーブドッチやマリンピア日本海、神奈川県の八景島シーパラダイスの魅力などを大学生にプレゼン。今度は大学生が椿寿荘のパンフレットの英訳やフィールド調査を通じてまとめたプレゼンを高校生に対して行った。
そのあとプレゼンの極意や改善のアイデアを出し合った。高校生は英語で書いた原稿を読み上げながら相手に伝えようと一生懸命。大学生は次回のプレゼンに向けた目標を共有した。
(佐藤)