新潟県燕市吉田地区の吉田商工会(星野光治会長)では、安心して買い物ができる商工会員の店であることのアピールに役立ててもらおうと、このほど会員のあかしのミニタペストリーを製作し、希望した70店舗に配布した。
ミニタペストリーはA4判サイズでフラッグのようにも見える形。紫の地に黄のストライプと白の文字やイラストをデザインした。「吉田」の文字で街並みの店舗を表し、その軒下ににぎわいと福をもたらすツバメが訪れ、商売繁盛のようすを表現している。
吉田商工会の会員は619事業所。新しく入会した会員もあり、会員であることを店に表示するものがあっていいと、ことし春から検討した。シールやカードも考えたが、より店で飾りやすいようにとミニタペストリーにした。
希望した70店舗は、小売り業やサービス業が中心。事務局によると、ミニタペストリーを掲示した店の人から、初めて来店客がミニタペストリーを見つけて商工会員ということで信用されたという話も聞いていると言う。200枚作成したので、今後も希望者に配布し、地域での定着を目指す。
(佐藤)