新潟県を含む北陸地方が梅雨明けした7月24日、新潟県弥彦村で弥彦燈籠(とうろう)まつりの前夜祭が行われた。翌25日の本番の燈籠祭に向けて大民謡流しやステージイベントで盛り上げた。
前夜祭は夕暮れとともに弥彦神社一の鳥居前で弥彦山太鼓の演奏で開幕。続いて大民謡流しで、子ども46人を含む290人が一の鳥居前から弥彦駅前まで「弥彦音頭」と「一宮甚句」の生演奏にあわせて踊りながら進んだ。
梅雨明けで気温が上がり、この日の最高気温は三条で31.1度の真夏日を記録する猛暑。そろいの浴衣を着た踊り手たちはみるみる汗が噴き出し、顔を紅潮させ、途中、数回にわたって休憩した。ただ、梅雨明けしていなかったこれまでは湿度が高くじめっとしていただけに、乾いた空気が梅雨明けを体感させた。
また、7月22日から29日まで来日して新潟県弥彦村を訪れているモンゴルのエルデネ村からの友好交流団のうち、おとな4人も見物に訪れていた。