7月24日、新潟県弥彦村で行われた弥彦燈籠まつり前夜祭ステージイベントで、よしもと芸人によるパフォーマンスが行わた。会場の多目的施設「ヤホール」にはござを敷いたが、中に入りきらないほどの人であふれて熱気に包まれた。
昨年までのヒーローショーに代えてことしはよしもと芸人のパフォーマンスを企画した。出演したのは「白目漫才」で人気のお笑いコンビ、ピスタチオと、劇団四季版のミュージカル「ライオン・キングノ」のものまね芸で知られるピン芸人の大西ライオンが出演し、会場をわかせた。
吉本といえば闇営業問題が耳目を集めている。よしもと芸人と聞いただけで、ほとんどの人が宮迫さんや岡本社長の記者会見がを思い出したはずで、誰がその話題を出すのだろうと気にしていた人は少ない。
ふれたのは、ピスタチオでも大西ライオンでもなく、意外な伏兵、よしもと新潟住みます芸人の大谷哲也さんだった。大谷さんはステージイベントのMCを担当した。よしもと芸人の出番直前の前説で、動画撮影はしないよう注意したときのこと。「冗談だけど」と前置きしてから「テープ回してないやろなという感じです」とやった。
岡本社長が宮迫さらに言ったとされる言葉を借りて注意を笑いに変えた。会場は大爆笑とまではいかないまでもしっかり笑いがとれた。闇営業問題の話題が出るか、出るかと待ち構えていた来場者にとっても、ちょっとスッキリなひと言だった。
(佐藤)