7.13水害の被害から15年がたち、避難情報の発令方法などの見直しをした「三条市豪雨災害対応ガイドブック」の改訂版を発行した三条市は、28日午後3時から片田敏孝東京大学大学院特任教授を講師に「自分の命は自分で守る 豪雨災害対応ガイドブック活用のための防災講演会」を開く。
三条市は6月1日に市の広報紙と一緒に豪雨対策ガイドブック改訂版を全戸配布した。A4判のカラー印刷で52ページ。表紙に「自分の命は自分で守る」とあり、内容は自分の住む地域の洪水の危険性を確認できる「気づきマップ」をはじめ、逃げどきの判定をフローチャートにした「逃げどきマップ」や「浸水想定区域図」などを収録し、充実した内容だ。
このガイドブックを市民からより理解し、使ってもらおうと今回の防災講演会を企画した。講師の片田氏は、三条市防災対策アドバイザーで東京大学大学院情報学環特任教授。防災ガイドブックを監修しており、ガイドブック改訂に込めた思いや、効果的な活用方法、災害から大切な命を守るための住民主体の避難について直接、市民に語りかける。
入場無料で、だれでも聴講できる。
(坂井)