7月27(土)、28(日)の2日間、道の駅「燕三条地場産センター」(新潟県三条市須頃)で、「桐(キリ)たんす」のまちとして知られる近隣の加茂市で多く扱われる桐材の魅力を伝える体感イベントが開かれている。
むくの桐を使った家具や床材、キッチンアイテムなどを販売する株式会社イシモク(山口智子社長・加茂市加茂新田)が行っているもので、物産館前にコーナーを設置。まな板のデモンストレーションをはじめ、桐で作ったロッキングチェアのさわり心地の体感、桐のまな板や米びつの販売を行っている。
まな板のデモンストレーションでは、実際に物を切って柔らかい桐が包丁を優しく受け止める感触や表面を水でぬらして水の膜を張って使うことで色の濃い野菜を切っても色が付着せず、においも残らないことを確認してもらっている。
販売価格は一般的な家庭サイズの420×235ミリで税抜き3,000円。「まな板屋かと思うほど」同社の中心的な人気商品で、「見るだけじゃ伝わらない桐の魅力を見てふれて感じてほしい」と山口社長。「ものづくりのこだわりや思いも伝われば」と話している。2日間とも午前10時から午後4時まで。