7月27日に自民党新潟4区支部が、次の衆院選で事実上のの公認候補となる自民党4区支部長に三条市長の国定勇人氏の選任を決めた。国定氏は「力の尽くす限り精一杯やっていきたい」とする一方、市長職については「市政を放り投げたという無責任な状態にはならないよう環境を整えていくのも自分の仕事」と述べた。
国定氏は、午後3時からの行われた栄ふるさと夏まつりのオープニングに参加したあと、報道各社の取材に答えた。
市長職については、昨年の秋の市長選で、公約を掲げ無投票ながら4選を果たしたおり、「今いただいている負託をあるていどしっかりとこなさないと、自分自身も納得できない。多くの市民からも途中で投げ出したんじゃないかという思いをおそらくされてしまうのではないかと。4期目の公約の素地をきちんと果たしていかなければならない」と話した。
これから新潟県連、党本部で正式決定されるが、その時々に「支部長という役職は、受けるからにはしっかりと取り組んでいくということは申し上げる一方で、昨年の秋に4選を果たさせていただいたという立場でもあるので、ここは少し自分の仕事をまだやり残していることをいかにやっていくのか。市民の方々や議会の方々にとってみても市政が円滑に回っていくための必要最低限な状況だけはつくりあげていかなくてはいけないと思っているので、そのへんについてもあわせて申し上げていきたい」と述べた。
(坂井)