新潟県三条市の国定勇人市長は8月2日、定例記者会見を行った。先に自民党新潟4区支部が次の衆院選で事実上の公認候補となる自民党4区支部長に国定市長の選任を決めたに伴う市長職の辞職時期については、これまでと変わらず「総合的に勘案する」とした。
「一定のめどがたつまでしっかりと職責を果たしていくのが今の段階の判断」で、後継指名もこれまで通り「まったく考えていない」。市長職との両立については「公務の合間をぬってということ」で、「市政を放り投げたという無責任な状態にはならないよう環境を整えていくのも自分の仕事」と述べた。
市長職を退く責任については、三条市を含む衆院選新潟4区は与党の代議士が存在しないが、今の地方財政制度を考えても国の支援がなくては立ちゆかず、国から適切な財政支援を含むさまざまな支援を受けるには政権与党の代議士が必要になり、「結果として推挙いただいた以上、批判はあると思うが、そこを乗り越えてそれでも引き続き三条のまちの発展のためにわたしのような人間でもお役に立てればと決断した」と述べた。発表項目は次の通り。
(佐藤)