テレビのお天気キャスターでもおなじみの気象予報士で防災士の山神明理さんにを講師に「わくわくお天気・防災教室」が8月2日、新潟県燕市の市民交流センターで開かれ、3年生以上の小学生37人が参加して楽しく気象や防災の知識を学んだ。
一般社団法人北陸地方地域づくり協会公益事業助成の支援を受け、国交省信濃川河川事務所などで構成する実行委員会の主催で毎年、会場を変えて開かれており、燕市での開催は2年ぶりだった。
講師の山神さんから、新潟で多く現れる気象現象のフェーン現象の仕組みや2006年の豪雪の記録などを学び、ペットボトルのなかに雲をつくる実験に挑戦。東京、沖縄の那覇、燕市の隣の三条のうちいちばん暑いきおんを記録したのはどこか、1平方メートルの傘の上に50ミリの雨がたまったらペットボトル何本分の雨の量になるか、落下する雨粒の形などのクイズも行った。
燕市外から参加した小学生も多く、子どもたちは積極的に質問したり発言したりして、さまざまな知識を自然に吸収していた。