盆の規制シーズンにあわせて8月10日から18日まで新潟県三条市須頃、道の駅「燕三条地場産センター」は恒例の「お盆フェア」を開いており、さまざまな趣向を用意して来場を待っている。
期間中、毎日行っているのは、チタン製タンブラー販売、山崎金属工業のノーベル賞晩さん会で使われるカトラリーとJR東日本トランスイート四季島、クルーズトレインななつ星in九州で使われるカトラリーの展示、瑞宝単光章を受けた池田慶郎さんの特別記念展示などがある。
10日に始まったのは、10日から12日まで「ラッキーウッド」のブランドで知られる小林工業のカトラリーの無料名入れサービスと、北興商事の掃除用洗浄水「アルカリの雫」の販売。11、12日と14日の「ものづくり体験」のスプーン磨き体験は予定より1日早く10日から行った。
初日10日は燕三条の産業カレンダーは営業日のこともあり、盆を感じさせるほどの人出はなく、落ち着いた滑り出しだったが、お盆フェアの内容もこれから本番だ。
ものづくり体験は、ほかにも16、17日に銅製小皿づくり、17、18日に木の葉のはし置きづくりを行う。11、12日は高級ドリップポット体験、14日から16日までオリジナルのみそ汁づくり、11、12日は山形県南陽市の人気ラーメン店「龍上海」の元祖からみそラーメンの販売、16、17日はおすすめ日本酒販売。
15、16日は角利産業が製造して注目を集めるエヴァンゲリオンのワークブランドの工具を期間限定販売。いつも人気で名物とも言える包丁研ぎは11日に1丁500円で1人2丁まで、まな板削りは14日に片面500円で50枚限定で受け付ける。
子ども向けのイベントもこれからだ。14日から18日までちびっこコーナーを開設して子ども向けの遊びを日替わりで用意し、お楽しみ大抽選会も開く。12日は燕三条エフエム放送の「燕三条系さとちん電波」公開生放送、14日はバルーンアートに、ゆる似顔絵やさん。15日は新潟のけん玉団体「GATAKEN」が初登場でパフォーマンスとミニ体験を行うほか、チアダンス体験も。14、15日は1回300円のめだかすくい、16日は燕三条カジレンジャーのショーなど盛りだくさんだ。
また、昨年、燕市で大規模ロケが行われたTBS日曜劇場「下町ロケット」の巨大パネルを展示し、燕市が「下町ロケット」とコラボレーションして製作したジャンパーを着て写真が撮れるコーナーもある。
昨年のお盆フェアは6日間開き、墓参りの13日の3,400人をピークに延べ1万7,000人の来場があった。ことしはおそらく過去最長の9日間の開催で、昨年を大きく上回る来場に期待している。毎日午前9時半から午後5時半まで。問い合わせは「燕三条地場産センター」(電話:0256-32-2311)へ。