フェーン現象で記録的猛暑をもたらした台風が今度は雨で一気に熱気を冷ます (2019.8.16)

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台風10号の接近に伴うフェーン現象で8月15日は観測史上2番目となる40.0度の最高気温を記録した新潟県・三条は翌16日、明け方から雨が降って日中の気温は一気に10度も下がった。

燕市吉田地区で屋根から流れ落ちる雨水が噴き出す
燕市吉田地区で屋根から流れ落ちる雨水が噴き出す

16日の最高気温は33.1度だったが、これは前日の熱気が残る午前0時13分に記録。午前6時の29.8度で30度を割り、その後、日中の毎正時の気温が30度を超えることはなく、実質は真夏日ではなく夏日。前日から10度も日中の気温が下がった。

午後9時までの最低気温はふだんなら最も気温が上がるころの午後2時7分に記録した26.7度だった。

雨量は明け方と昼過ぎを中心に強く降り、午後9時までの雨量は累計8.5ミリ。8月に入ってからまったく雨量を記録したことがなく、雨量を記録したのは7月29日以来18日ぶりだった。

8月に入ってから毎日のように30度を軽く超える猛暑で、暑さ指数は「危険」な31度以上が続いた。フェーン現象による14、15日の記録的猛暑は、ばてた体にだめ押しするような厳しさ暑さだったが、今度は台風10号がもたらした雨が一気に気温を下げてくれた。

ただフェーン現象では空気が乾いていたが、雨が降ったことで湿度が上がり、10度も気温が下がった割にはそれほど過ごしやすくはなかった。じめじめと蒸し暑く、16日の暑さ指数のピークは「厳重警戒」の28.9度だった。

明け方から南寄りの風がいくらか強まったが、台風接近を感じるほどではなかった。予報では新潟は17日は曇りで予想最高気温33度、18日は晴れ時々曇りで35度。猛暑がぶり返すので涼しくなったと安心せずに熱中症に注意が必要だ。


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