ビリヤードに似たボードゲーム「カロム」で競技する「C1カロムグランプリ」の全国大会が初めて新潟県・燕三条地域で開かれるのを前に、その予選を兼ねた新潟県央大会が8月25日(日)午前10時から午後4時まで燕市児童研修館「こどもの森」で開かれるので、主催者では広く参加を呼びかけている。
全国大会は9月22日(日)に燕三条地場産業振興センター・リサーチコアで開かれ、主催する「みんなともだち」のC1カロムグランプリ全国8支部からシングルス、ダブルスとも上位4人(組)、合わせて32人(組)くらいが出場する。
新潟県央大会は、C1カロムグランプリ県央支部がNPO三条おやこ劇場と主催。毎年延べ80人前後参加している。参加費はシングルスが1人200円、ダブルスも1人につき200円。参加は事前申し込みも行ったが、当日も会場で受け付ける。
このカロム大会は東日本大震災で被災した福島県いわき市に障害者施設をはじめ中小企業からカロムを製作してもらって震災復興になればと2012年から毎年開かれている。ことしで第8回になり、新潟県央大会も同時にその予選会としてスタートした。
全国大会は第5回まではいわき市で開かれ、第6回は岩手県盛岡市、第7回は神奈川県横浜市で開かれ、ことしはいよいよ燕三条地域での開催となった。新潟県央大会からの全国大会出場者は、シングルスでは準優勝が最高だが、ダブルスでは優勝したこともある。新潟県央大会の関係者は、ことしは全国大会会場となるだけに、例年以上に張り切っている。
また、カロムは全国のおもちゃコンサルタントが「よいおもちゃ」を選ぶ認定NPO法人芸術と遊び創造協会主催「GOOD TOY Award 2019」で、「グッド・トイ」を受賞している。C1カロムグランプリに関する問い合わせは新潟県央支部(電話:090-3144-9513、090-4752-2502)へ。