8月23日から26日まで新潟県弥彦村・弥彦神社の相撲場などで夏合宿を行っている大相撲「伊勢ヶ浜部屋」は24日、公開朝げいこを行い、子どもたちと相撲をとったり、来場者と写真に写ったりと交流した。
2015年に弥彦神社の相撲場開きで、伊勢ヶ浜部屋の日馬富士がこけら落としともなる土俵入りを披露したのをきっかけに、翌16年から毎年、弥彦村を拠点に行われている夏合宿。昨年はコーチとして参加した日馬富士はことしは参加していないが、先に引退を表明した安美錦や照ノ富士をはじめ伊勢ヶ浜部屋の力士10人ほどが参加している。
公開朝げいこは26日まで行われ、24日はその初日。観覧券300円で見学でき、約800人が来場して迫力あるけいこを目の当たりにした。子どもたちとの相撲が小学校3年生以下限定で、力士に抱き上げられて大泣きしたり、数人でまとまって力士にぶつかっていったりして、会場の笑いを誘っていた。
その後は力士と記念撮影。おにぎり2個付き500円の特製ちゃんこ鍋の販売には長い行列ができ、それぞれに弥彦の夏の風物詩ともなっている夏合宿を楽しんでいた。このあと弥彦村の多目的施設「ヤホール」で開かれる弥彦商工会主催の納涼祭にも午後4時から顔を出す。
朝げいこは25日は午前8時から10時まで、26日は8時から9時までの予定。25日は1歳半以下の赤ちゃん50人限定で力士と一緒に写真撮影できる。