8月23日から26日まで新潟県弥彦村を拠点に夏合宿を行っている大相撲伊勢ヶ浜部屋の弥彦村での歓迎・激励会が24日、弥彦村多目的施設「ヤホール」で開かれた。
この日、ヤホールで開かれた弥彦村商工会主催納涼祭にあわせて開かれ、伊勢ヶ浜部屋は伊勢ヶ浜部屋親方と引退を表明したばかりの安美錦、照ノ富士ら力士10人が顔をそろえた。
弥彦観光協会の神田睦雄会長や弥彦神社の渡部吉信宮司、来賓に細田健一衆院議員や高倉栄県議も出席し、あいさつで激励。伊勢ヶ浜親方は「力士は皆さんの応援が大きければ大きいほど力を発揮する」と応援に感謝し、「弥彦からいずれ力士を出したいと思っている」と力士のたまごの発掘に協力を求めた。
力士らは相撲ファンや地元の人たちと記念写真を撮るなどして交流。納涼祭の出店をはしごしてこんにゃくやエダマメを食べて弥彦の味覚も味わった。
会場を訪れた人たちは並外れた力士の体の大きさはもちろん、浴衣を着てびんつけ油が香る日常にはない相撲の世界を肌で感じていた。