8月25日開幕した世界柔道選手権大会に向けて20日から24日まで新潟県三条市で事前合宿したコソボ柔道チームの選手5人のトップを切ってディストリア・クラスニキ(Distria Krasniqi)選手(23)が女子48kg級に出場し、銅メダルを獲得した。
初日は男子60kg級と女子48kg級が行われた。ディストリア・クラスニキ選手は準決勝で日本の渡名喜風南選手に袖釣込腰で一本負けし、銅メダルとなり、今大会で初めてのコソボにメダルをもたらした。
ディストリア・クラスニキ選手は世界ランキング5位で、2018ワールドマスターズでは優勝している。
このあとは翌26日は女子52kg級にリオ五輪金メダリストのコソボの英雄、マイリンダ・ケルメンディ(Majlinda Kelmendi)選手(28)、27日は男子73kg級にアキル・ジャコバ(Akil Gyakova)選手(23)と女子57kg級にノラ・ジャコバ(Nora Gjakova)選手(26)、30日の女子78kg級にロリアーナ・クカ選手(22)が出場する。
いずれも決勝は午後7時から地上波でテレビ中継される。