8月30日行われた世界柔道選手権東京大会女子78kg級で、新潟県三条市で事前合宿したコソボ柔道チームのロリアーナ・クカ(Loriana Kuka)選手(22)が銅メダルを獲得。これでコソボチーム5選手の出場は試合はすべて終わり、女子3選手が銅メダルを獲得する好成績だった。
ロリアーナ・クカ選手は世界ランキング13位。敗者復活から最後は絞め技を決めて見事、銅メダルに輝いた。これで女子48kg級のディストリア・クラスニキ(Distria Krasniqi)選手(23)、リオ五輪金メダルで女子52kg級のマイリンダ・ケルメンディ(Majlinda Kelmendi)選手(28)に続く銅メダルを獲得した。
コソボは人口約180万人で新潟県の人口約220万人より少なく、日本の人口の70分の1。それを考えあわせれば、銅メダル3個の結果は世界トップレベルの柔道大国と大国と言うことができ、胸を張って凱旋できる成績を残した。