新潟県燕市吉田地区の吉田中町商店街「サンコアなかまち」の夏休み恒例のイベント「ヨシダノナツフェス」が8月31日、サンコアなかまち駐車場と車両通行止めにした駐車場前の通りを会場に開かれ、「もとまちきゅうり」の早食い大会をはじめとしたイベントや出店で盛り上がった。
内容は吉田中町商店街が出店した「吉田まちなかグルメ」、燕市の青空市「ツバメルシェ」、音楽ライブの3本を柱に午後から夜まで地元の人たちを中心に親子や夕涼みがてらに外で一杯やる人などでにぎわった。
もとまちきゅうりの早食い大会は、昨年初めて行って好評だったことから、ことしも開催。20人が参加して地元吉田地区の吉田本町(もとまち)で生産されるブランドキュウリ、もとまちきゅうりを食べる早さを食べる競った。
食べる量でハンディキャップをつけて、おとなは3本、女性は2本、子どもは1本。カウントダウンを合図に吉田中町商店街の越後味噌醸造のみそをつけて丸かじりした。飲み込まずともすべて口の中に入れたら完食なので、口の中をもとまちきゅうりでいっぱいにしてほおを膨らませ、息が苦しくなって顔を赤くする人もいた。
上位入賞者には、もとまちきゅうり1箱など賞品をプレゼントした。優勝したのは燕市立分水小学校6年の熊木優奈さん。キュウリは「割と好き」で、進んで参加した。もとまちきゅうりは一般のキュウリより割高で安売りしているキュウリを買うことが多いが、もとまちきゅうりに「おいしい。全然、汁の量が多い」と優勝もさることながら、もとまちきゅうりのおいしさ、みずみずしさに感激していた。
ほかにも、もとまちきゅうりの詰め放題や時間制限付きのみそ盛り放題のイベントもあり、会場で楽しみながらのんびりと過ごしていた。