全日本女子野球連盟は、11月9日から15日まで中国広東省の中山市で開かれる第2回女子野球アジアカップに出場する侍ジャパン女子代表(U18マドンナジャパン)20人を9月2日選出し、新潟県三条市出身の作新学院高校3年・関桃子内野手(18)と福井工大附属福井高校2年相田千陽投手(17)の2選手も選出された。
代表選手は、インターネットによる応募の「デジタルチャレンジ」で約120人から選出された41人を対象に8月31日、9月1日の2日間でトライアウトを行い、20人の代表選手が決まった。
女子野球U18のアジアナンバー1を決めるこの大会は2017年に香港で初めて開かれ、日本は準決勝の香港との対戦では2-0だったが、それ以外の試合は大量得点で貫録の優勝を飾った。第2回となることしは2連覇を目指す。
三条市出身で代表に選ばれた関さんと相田さんは、ともに中学では新潟県県央地域が拠点の女子軟式野球チーム「県央BLジャイアンツ」に所属するチームメート。この夏は、ふたりとも大きな成果をあげた。
作新学院は第23回全国高等学校女子硬式野球選手権大会で初優勝し、関さんは二塁手でレギュラー出場し、決勝では逆転サヨナラ勝ちの本塁を踏んだ。工大福井は第10回記念全国女子硬式野球ユース大会で初優勝し、エースの相田さんは決勝の延長を含む9イニングをはじ3試合で投げて22イニング無失点の大活躍。アジアの舞台での2人の活躍が大いに期待される。