9月11日午後1時40分ごろ、新潟県三条市荻島地内で住宅1棟が燃える火事があった。この火事によるけが人はなかった。
火事があったのは真野恵美子さん(67)方の木造一部2階建て住宅で、約293メートルが焼失した。真野さんは息子と2人暮らしで出火当時、息子は仕事に出ていて真野さんは家にいたが、火災警報機が鳴って火災に気づき、避難した。隣接した家に住む親せきが119番通報し、飼っていた犬も親せきが避難させて無事だった。
真野さんは住宅の増築した部分に住んでいたが、そこまでは燃え広がらなかったようだ。近所の人は「たまたま窓を見てたら大きい雷が落ちたのが見えて、直後に煙が上がった」と話しいる。
現場は信濃川に架かる景雲橋から下流へ約700メートルの左岸堤防下。この日は午後1時半前から燕三条駅周辺では落雷を伴ってゲリラ豪雨のような猛烈な雨が降った。2階部分を中心に燃えたが、2階には火の気がなく、落雷が原因の可能性が高そうだ。