10月3日から6日までの4日間にわたって開かれる「燕三条 工場の祭典」にことしも参加する株式会社諏訪田製作所(小林知行代表取締役・新潟県三条市高安寺)は、同社ショップでこの4日間限定の「工場の祭典 スペシャルフロート」を販売する。
諏訪田製作所はニッパー型のつめ切りの製造で知られ、燕三条の企業でもいち早くオープンファクトリーを実現。併設するショップのカフェスペースで、スペシャルフロートを提供する。
ふだんからメニューにあるラズベリーソーダとソフトクリームを組み合わせる。ラズベリーソーダは、数年前の工場の祭典で限定販売した後、定番メニューにした。ラズベリーシロップにクランベリーとハイビスカスのシロップも加えた複雑な味で甘くさわやかなソーダだ。
ソフトクリームは見附市の諏訪乳業の牛乳を使い、さらに最近になって人気の「もこもこソフトクリーム」に変えた。これまでのソフトクリームは断面が星形になっていたが、もこもこソフトクリームは円形。盛るとおもちゃのようなソフトクリームができあがり、インスタ映えするのが人気の秘密だ。
絞り口を星形から円形にすれば、もこもこソフトクリームを作れるが、絞り口の交換には数万円かかるという。それなら自前でと社員が自分たちで円形に加工してしまったというエピソードも、いかにも燕三条のものづくり企業らしい。税別420円で販売する。
ことしの工場の祭典では、割れたシンバルのを使ったキーホルダー作り(参加費500円〜700円)、リングアクセサリー作り(2,000円〜)のワークショップや参加無料のバックヤードツアー、最終日6日は恒例のレセプションなどの関連イベントを計画している。