2010年から東京ヤクルトスワローズとの交流・連携事業に取り組む新潟県燕市がスワローズファン向けに開設する農業体験田「スワローズ・ライスファーム」の稲刈りが9月15日行われ、燕市PR隊鳥でもあるスワローズマスコットキャラクター「つば九郎」に加えて初めて元プロ野球選手の小早川毅彦さん(57)も参加した。
場所を変えながらも2012年から毎年、市内にスワローズ・ライスファームを開設し、市内外からスワローズファンを呼び込んで田植えと稲刈りを行っている。ことしも春にコシヒカリを田植えをしてこの日、収穫を迎えた。
絶好の稲刈り日和に恵まれ、田植えに約150人、見学も含めるとざっと200人が参加した。毎回、飛来しているつば九郎はスワローズのウエアやグッズでそろえたファンの質問に筆談で答え、答えを書いた紙もプレゼントしてサービスした。
小早川さんは広島カープで4番打者を務めた後、スワローズに移籍。1999年に引退し、今は指導者や野球解説者として活躍する。広島県出身で、「子どものころ、田植え、稲刈りをよくやらされてきたので、昔を懐かしく思いながら心を込めて稲刈りをしたい」とあいさつ。ワイシャツの袖をまくり、軍手に長靴を着用し、かまで稲の手がりに精を出していた。
このあと小早川さんによるトークショーも行われた。