新潟県三条市の真宗大谷派三条別院(森田成美輪番)とそこから続く繁華街「本寺小路」など中心市街地の活性化を目的とする夜のあかりを中心としたイベント「三条あかり物語」が9月20日開かれ、三条別院本堂のライトアップは29日まで行われている。
初日は20日は午後6時から点灯式を行い、主催の三条商工会議所観光・サービス業部会の元川由郎部会長と三条市の渡辺正美経済部長がライトアップのスイッチを押して点灯した。
投光器で本堂を全体をライトアップ。本堂の回廊の上には中にあかりを入れて引く郷土玩具「鯛車」の巨大版を置く。本堂向かって右手には大小約700のあかりをハートマークなどをかたどるように並べた。ただ、上から見ないと形がよくわからないので、集合写真用のひな壇を置いてインスタスポットを設けている。左手にも以前から使っている灯ろうを通路をつくるように並べた。
このほか、20日は三条別院の旧御堂で「お坊さん酒場」を営業し、ピンチョスやアルコールを販売し、僧りょと交流してもらった。三条市歴史民俗産業資料館では「歴民屋台村」を開き、12店舗が出店。どこかアジア感のある雰囲気で、予想以上の盛況で完売した店が多かった。
本寺小路会館では三条歴史研究会古地図展・地元福顔酒造試飲会を開いた。このあと22日(日)は「さんじょうバル街」が開かれる。