新潟県加茂市・新潟経営大学(堀峰生学長)とJAF(一般社団法人日本自動車連盟)新潟支部(遠藤佳彦支部長)は9月24日、地域の観光振興や産業振興を目的とする連携協力に関する包括協定を結んだ。
連携活動の最初のコラボレーションとして新潟経営大学、大光銀行、胎内リゾートの三者覚書に基づいて昨年度から取り組む「胎内リゾート活性化プロジェクト」、新潟経営大学と糸魚川市の観光連携協定基づいて今年度取り組む「GrowCAL カレッジ in 糸魚川」など観光経営学部の学生プロジェクトを中心にJAFがサポートする。
サポートの内容は、JAF会員向け機関誌「JAF Mate」に学生がつくるドライブコースや活性化したい場所などをPRし、より深く学生と連携することで若い世代の観光の視点を取り込みたい思いもある。
JAFは以前から各地の自治体と観光協定を結んでいるが、大学との協定はこれまで東京、茨城、長野の3都県であったが、包括協定は新潟経営大学が初めて。新潟経営大学とは観光経営学部が開設される前から交流があった。24日は新潟経営大学で調印式を行い、新潟経営大学の堀峰生学長とJAF新潟支部の坂入隆之事務所長が協定書に調印した。
堀学長はあいさつで、JAFのネットワークを通じて学生の活躍の場が広がり、地元の活性化に貢献する機会が増えることになると期待し、「今後ともJAFと手を携えて地域の発展のために貢献していきたい」と話した。
坂入事務所長は、新潟経営大学観光学部の学生から提案を受けた新潟リゾート会議を開催に期待。県内の観光地と協定を結び先駆けとして新潟経営大学と協定を結ぶことができ、「車で訪ねる観光地の活性化に貢献できれば」と述べた。